対談 森ビル株式会社様

広告商品の開発支援から見えた
“街づくりのプロ”が作るWEBメディアのポテンシャル

  • 森ビル株式会社
    タウンマネジメント事業部 運営部 メディア事業企画G
    チームリーダー

    土井 岳史

  • 森ビル株式会社
    タウンマネジメント事業部
    TMマーケティング・コミュニケーション部 

    青木 晶子 

  • 株式会社サイバー・コミュニケーションズ

    林 祐平

  • 株式会社サイバー・コミュニケーションズ

    坂本 亮介

『HILLS LIFE DAILY』は、プリントメディア『HILLS LIFE』のデジタル版として、2017年4月に立ち上がりました。
六本木、虎ノ門、赤坂、表参道のヒルズエリアをつなげ、新たなライフスタイルを提案しながら、都市生活の豊さや醍醐味を届けています。国際色豊かに培ってきたエリアならではのコンセプトや広告商品の導入にいたるまでの経緯、CCIを選ばれた理由、そして今後の展望についてお話しいただきました。

街のメディア化を目指すことが、他にはない独自の強みにつながる

CCI:

森ビルさんはプリントメディアである『HILLS LIFE』に加え、約3年前から『HILLS LIFE DAILY』を立ち上げるなど、メディア展開に意欲的に取り組まれています。まずは、これまで運営されてきた背景や経緯、メディアの説明をお願いします。

青木:

『HILLS LIFE』が創刊されたのは2003年の六本木ヒルズ開業の年です。この街に集う人々に向けて、新たな情報やトレンドを伝え、アイデアやビジョンを広く提案しつつ、東京という街のクリエイティブな可能性を高めてゆくことを目的に始めました。

当時から六本木ヒルズクラブの会員や弊社が運営する住宅「MORI LIVING」の居住者、港区・目黒区を中心とした日経新聞購読者といった顧客を中心に、ヒルズのメッセージを直接届ける媒体として運営していましたが、WebメディアやSNSの発達を背景に新規顧客の開拓にも力を入れるため、デジタルメディアとして『HILLS LIFE DAILY』を立ち上げました。

今では、ユーザー層が港区をはじめ都心10区エリアで約半数を占め、20代後半から40代を中心に男性にも女性にも読んで頂いているエリアマガジンとして成長してきています。

六本木、虎ノ門、赤坂、表参道のヒルズエリアは、歴史的に見ても国際色豊かで、新しい情報や文化が集まりやすい地域です。一つひとつの情報を発信していく中で、「ヒルズって面白いな」と思ってくれる人を増やそうと活動しています。

CCI:

『HILLS LIFE DAILY』を広告商品化しようと決定されたタイミングや要因をお聞かせいただけますか。

土井:

『HILLS LIFE』の頃から”街をメディア化しよう”という想いで取り組んできました。各メディアを通じて新しい発見があれば人の往来が増加し、街が活性化して媒体も盛り上がります。

そこで得た収益を原資に、イベントスペースやOOH(屋外広告)を活用することで、街に更なる賑わいを創出していくことが我々の目的の一つです。広告の商品化を行うことは、街づくりのためにという想いが根底にありますが、ブランディングを大切にして『HILLS LIFE DAILY』を大事に育てていきたいという想いも強いですね。

青木:

企業全体で用途複合の街づくりを行っておりますから、多くの事業部が街づくりのために催しものやコンテンツを作り上げています。それを個として考えるのではなく、横串を通して総括し、そして生活・趣味に寄り添ったライフスタイルという軸で情報を発信していくことが『HILLS LIFE DAILY』の役割だとも考えています。

CCI:

なるほど、街づくりという世界観を大切にされているのですね。デジタルメディアを運営し、広告の収益化を目指す上で最初に考えなければならないことは、”ならでは”の特長を作り上げることですから、他のメディアにはないコンテンツの価値となっていると思います。

デジタルメディアとリアルの体験を融合

CCI:

なぜ、弊社をパートナーに選択していただけたのか、理由もお聞かせいただけますか。

土井:

「メディアを育てていく」という目指すべきところが軸として伝わってきたところですね。最初に打ち合わせさせていただいた時に、広告商品として売れるかどうかのビジネスの話だけではなく、「面白いですね」と言ってくださったことを覚えています。メディアとして良いところと悪いところの両方を示していただいたことも、信頼できるなと感じました。

青木:

そうですね。デジタルメディアは初めての試みだったので、自分たちの立ち位置も不明瞭だったんです。客観的な指摘をいただけたことは嬉しかったですね。

CCI:

ありがとうございます。デジタルメディアと広告サービスを両面から考えると、「体験」が一つのキーワードになっていくと考えています。昨今のデジタルメディアは、ユーザーを呼び込んで情報を知ってもらうところで終わってしまい、閉ざされていますが、御社の取り組みでもある”街づくり”は、実際に体験できる場があって、『HILLS LIFE DAILY』には街で行われている様々な催しに関する記事も掲載されています。『HILLS LIFE DAILY』を見て、実際に現地に行って体験してもらうなど、デジタルとリアルを混在させていくとさらに面白いと思っています。

土井:

デジタルとリアルを融合していくことが求められていきますね。一時期デジタルがもてはやされた時がありましたが、イベントスペースの稼働は減っていないんです。実際に会うことや触ることを求めている人は多いので、どちらかに偏るのではなくて、デジタルとリアルが連携していくことが今後のトレンドになると思います。

青木:

実は、『HILLS LIFE DAILY』での記事をきっかけに、リアルな企画につながる事例も出てきています。音楽と場所の企画として、GPSを利用し六本木ヒルズ内のある特定の場所でしか聞けない楽曲を流すといった試みを行うことになっているんですよ。

CCI:

まさに、デジタルとリアルの融合ですね。

リアルを視野に入れた広告商品

CCI:

今回作らせていただいた広告商品も、御社のさまざまなアセットを組み合わせたものを提案させていただいております。例えば、タイアップ広告商品の設計に加えて、ヒルズエリア内の各所に設置された約610面のモニタ「HILLS VISION」を活用し、デジタルのコンテンツをWeb展開だけでなくリアルの人たちに届けられるといった連動は、他のメディアには真似できない御社独自の強みになっていると思います。

青木:

そうですね。HILLS VISIONへの掲載はご覧になった方の反響も多く、影響力を実感できるコンテンツの一つです。

※六本木ヒルズメトロハットビジョンにて撮影

土井:

デジタルサイネージやOOHなどを活用して、街の多彩な導線に合わせた戦略的なパッケージを作っていただけたと思います。我々の考えを整理していただいただけでなく、それをきちんとアウトプットしていただけました。

CCI:

ありがとうございます。そうっていただけると嬉しいです。今後の展望や目指している先というのも教えていただけますか。

土井:

繰り返しになりますが、デジタルとリアルの融合がテーマになると思っています。「デジタル」という、今までやっていなかったものをどうやって育てていくのか。例えて言えば、Webの中に「ヒルズ」を作っていきたいと考えています。

青木:

そうですね。『HILLS LIFE DAILY』が、新しいモノゴトが動き出す起点になればと思います。

CCI:

我々も、新しい取り組みやソリューションとの連携を目指しながら、『HILLS LIFE DAILY』を育てていくお手伝いが出来ればと思います。本日はありがとうございました。

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